貯金300万円を持って、アジア最後の秘境ラオスでノマド生活。

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○○を食べるとコロナに罹らない!?そしてラオスで〇〇がなくなった。

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もう先月の話で、今回の買い占めよりもずっと前にラオスの市場から一時的に消えた食べ物があります。

新型コロナウイルス武漢を中心に感染が世界に拡がっていった際に、ラオスで「コロナ対策に効く」と人々に信仰され、それを信じた人々によって買い求められたのです。

 

それは、「卵」です。

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平湯温泉の料理宿「栄太郎」のTKG用さくら米たまごのフリー素材 https://www.pakutaso.com/20170441108tkg-9.html

たしかに栄養価は高そうですが、買い求められた理由はそれだけではありません。

それは、Facebook上で広がったひとつの噂に由来します。

 

その噂の内容というのは、

ルアンパバーン県の妻と、ルアンナムター県の夫のもとに一人の赤ん坊が生まれた。その子は生まれて間もなく、両親に『コロナウイルスで死にたくなければ、2月6日にそれぞれ卵を食べなさい』という予言をして、天国に返っていった。」

というものです。

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実際にシェアされていた画像

 

日本人からすると、信じる要素のない話のような気がしますが、

ラオスの宗教観?信仰観?とマッチして、多くの人がフェイスブックでシェアして、実際に卵を買いに行っていました。

 

英語ニュースで読んだ解説では、ラオスの神話ではラオスの英雄は新生児から特別な力を持っているそうで、生まれたばかりの子供が予言したというのが、話の味噌のようです。

 

文化・習慣が違うといろいろ行動方式も変わってきます。

たぶんラオスに染まることはないと思いますが、こういうのは面白いですね。