【Today's Laos】地方部での自主的な村落封鎖【コロナ対策】
新型コロナウイルスの不安はラオス地方部へも広まっており、今回はラオス北部のサイニャブリ県での村が話題になっていました。
この村は、コロナウイルスの感染から自分たちの村を守るために、村と街とをつなぐ道路を閉鎖したようです。
その様子がこちら。
私が読める範囲ですと、村の中から外部への移動と、村の外部から中への移動を禁じているようです。
それを破ると、15,000,000キープの罰金ということで、約18万円くらいですね。
日本人からするとなんか現実的ですが、ラオスではものすごく大金。
自給自足で生きていける自信があるからこその処置でしょうね。
私個人の見解ですが、
ラオスは地方部に行けば行くほど、家庭ごとに独立して生活しているのは見なくなります。よく言えば互助精神の助け合いですが、厳しく言えば依存し合わないと生きていけない生活なのかと感じています。
そんな村で一人でもコロナ感染者が出たら、瞬く間に村全体に感染が拡がるでしょう。
さらには、コロナウイルスに対する医療水準を持っていない可能性が高いですし、そういった医療にかかれる金銭的余裕もないかもしれません。
そんな状況だからこそ、村にウイルスを持ち込ませないようなこういう事前措置も妥当なのかもしれません。