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【海外旅行者要注意】たまごゲップ病とは【ジアルジア症】

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一昨日から続いた食中毒の症状。

いつもなら半日もすれば症状が治まるのに、昨日の朝になってもその気配がありません。

しかも、下痢とともにゲップも止まらないというなんとも口頭で人に伝えるのは憚れる症状。

 

ネットで検索したら、この症状に当てはまる病名が出てきました。

俗称はその名もなんと「たまごゲップ病」

正式な疾患名は、ジアルジア症と呼ばれる寄生虫感染症です。

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私の症状としては、ゲップと下痢のコンボで、

さらにゲップがたまごのくさったようなにおいがしました。

まさにたまごゲップ。。

前日にたまごなんか食べたかまったく記憶にありませんでしたが、この感染症のよくある症状を見て納得しました。

 

この病気をかんたんにまとめました。

 

疾病名

ジアルジア症(Giardiasis)

俗称:たまごゲップ病(笑)

 

症状

下痢、腹部けいれん、ガスの貯留、げっぷ。

時に、吐き気、疲労感。

 

原因

ランブル鞭毛虫(Giardia)という寄生虫(原虫)

不衛生な食べ物・水を摂取することで感染。

 

治療

チニダゾール、メトロニダゾール、ニタゾキサニドなどの対寄生虫薬。

2週間~4週間ほどで自然治癒するという情報もありますが、定かではないです、最大4週間もこの症状と暮らすのは無理でしょう。

 

自己体験

私は、最初は20~30分おきくらいの間隔でトイレに行かなければならない身体になりました。水のような便とガスが出続けるような状態でしたが、腹痛はなし。

ラオスはロックダウンですが、とても外出はできず、私はトイレにロックダウン状態でした。

また、熱は特にありませんでした。

それと、ベッドから身体を起こすと胃のむかむかと、卵が発酵?腐ったようなにおいのするゲップがよくでました。それがまた気持ち悪い。

胃腸が膨張するような感覚で、ガスがゲップと下痢で、身体の外に出る感じ。その膨張感でおなかはまったく減りませんでした。

このあたりでネットに情報を求め、ジアルジア症に行きつきました。

素人の自己判断がよくないことは承知ですが民間クリニックもやっていないので、自分で薬局に行き、薬を購入しました。

私は、感染症名の「Giardiasis」と薬の「Tinidazol」という英語を書いたメモを薬剤師に渡して、薬を処方してもらいました。

チニダゾールがないということで別の薬を出されましたが、夜くらいからだいぶ症状が緩和され、夜も眠ることができました。

薬は12,000キープ(約150円)でした。

 

衛生環境の良くないところに行く海外旅行者、特に途上国が好きなバックパッカーには感染のおそれが多い病気のようです。

私は衛生には気を付けていたつもりでしたが、それでも感染しました。

みなさんも、衛生状況には十分に気をつけて海外旅行、海外生活を楽しんでください。