【ラオス為替】キープ安が止まらない。
ラオスの通貨は、キープ。
日本語ではキップと言うこともあります。
そして、外国人向けの街の表記はKip、銀行ではLAKで表記されています。
このキープ、私がラオスに滞在している間に、どんどん価値が下がっていっているようです(笑
その勢いは、まだ留まるところを知らない。。
最近は、街の両替所では、
1ドル⇒10,170キープで両替されますが、
一年くらい前は1ドル⇒9,000キープ前後だったと思います。
ものすごいキープ安ドル高傾向。
ドルを両替して生活する外国人の身としてはありがたいわけですが、ラオス人にとってはつらいですね。
日用品や食事の料金は大きく変わっているとは思えないので、そこまで影響はないかもと思ってしまいがちですが、そうとも言えないのがラオス社会。
値段の高いものほど、バーツやドルで価格をつけられているので、けっこう影響はあると思います。
もとからあまりキープに信用がなかったのでしょうか。
最近は、その信用がさらに落ちているようで、為替は悪化をたどる一方のようです。
もともと債務超過の財務状況において、対中国の借金返済期限が迫り、さらにコロナショックで国外からの金の流れも止まってしまったことで深刻な財務危機と評されているようですね。
国際格付けもどんどん引き下げられ、ヤバい状況に。
中国としては、今後ラオスをどういう状況に持っていくのが望ましいと考えているのでしょうか。
金融の難しいことは分かりませんが、
持っているラオスキープ札が紙くずになってしまう日が来ないことを祈ります。