ラオスでコロナの新規感染者2名@チャンパサック&中国人密入国者
公式会見の前からSNSでは噂は流れていましたが、
ラオス当局の会見で新規感染者2名が正式に報告されました。
これまでラオスは、
総感染者数ですら41人でそのすべてが完治し、現在感染者0という状況でした。
それは、これまで外国からの入国を制限し、感染の拡大を事前に食い止めてきたという経緯があります。
今の状況の日本からずると、新規感染者2名というのはわずかに感じる数字かもしれませんが、医療システムが脆弱なラオスでは、一度感染が拡大してしまうと惨事になってしまう可能性が高いです。
そこで、みんな日常生活はウイルス対策はしていなくても、ニュースには敏感になっています。
そして、今回の事態が今までと異なるのは、新規感染者の確認が首都ビエンチャンではなく、地方の都市であるという点です。
まず二人のうちのひとりは、チャンパサック県という南部の都市。
なんでもラオス人出稼ぎ労働者がタイからの帰国の際に発覚したということです。
首都と異なる環境でも、ラオス政府の対ウイルス対策がうまく機能していることを祈ります。
(隔離期間中に判明したのか、ちゃんとした環境で隔離されていたのかなど、よくわかりません)
ちなみに、この方はタイから帰国する際には同じ車両に40人が同乗していたとのことで不安ですが、みんな大丈夫だといいですね。
そして別のもう一人は、またまた密入国の中国人。
タイ・チェンマイからラオス・ボーケオ県に入り、ルアンナムター県に向かうところで当局に補足された人物らしいです。
ルアンナムター県で実施したテストは陰性だったらしいですが、検体を首都ビエンチャンに送って再テストしたところ陽性反応が出た、と。
現在、中国人密入国者が原因で、ボーケオ県ではロックダウンされている都市があり、それとはまた別の案件ということでしょうか。
これら2ケースから、感染が拡大していきませんように。