前回投票率は驚異の97.94%、ラオスで総選挙実施。
昨日はお寺の出入り口など、街でやけに警察を見かけるなぁと思ったら、昨日はラオスの選挙投票日だったようですね。
選挙というのは、ラオスの国民議会(国会)と地方議会の総選挙。
ラオスの国会は一院制で任期が5年なので、5年に一度の政治イベントです。
というわけで、前回の総選挙は2016年。
その時は総議席数149議席中、ラオス人民革命党が144議席を獲得し、残り5席が無所属となっています。
このような一党独裁制をとるラオスでは、党の体制が国民議会にも大きく反映されてきます。
1月に開催された党大会では、トンルン現首相が党書記長になりましたね。
ちなみにこのラオスの総選挙。
前回2016年の投票率は、驚愕の97.94%。
前々回の2011年は、なんと99.69%と発表されています。
選挙権を持つ国民のほぼ全員が投票していることになりますね。
これを見て、日本もラオスを見習ってみんな投票を、、、と思えないのは、逆に不自然すぎるほど高いその数字のせいだからでしょうか。笑
ラオスでは、18歳以上に選挙権を与えられ、「すべてのラオス市民は、性別、民族、信条、社会的地位、居住地、職業に関係なく選挙権と被選挙権を有する」らしいです。
要するに、すべての18歳以上のラオス人は選挙権を持つということですよね。
街でそんなに投票所が混雑していたかなー、と。
周りのラオス人も本当に行ったのかなー、と思ってしまうわけです。
きっとラオスのことだから、これにも何かカラクリが、、といろんな想像を膨らませながらちょっとだけ調べてみました。
結果としては分かりませんでした。
ただ、日本のNGOのホームページにこんな記事が。
ラオスのアイドルも多く投票に行ったとニュースがありましたが、歌手のアレクサンドラさんくらいしか分からない、、。
もっとラオス文化も勉強したいですね。