【ラーヤと龍の王国】モデル国のひとつラオスで映画を観てみる。
現在ラオスでも上映中の『ラーヤと龍の王国(Raya and the Last Dragon)』。
ラオスの映画館で見てきました。
この映画はディズニー初の東南アジアからインスピレーションを受けた作品として知られています。
その舞台は架空の国クマンドラ(龍の王国)。
このモデルとされているのが、制作スタッフが事前調査で回った東南アジアの国々です。
それらの国としては、ラオス、シンガポール、タイ、ベトナム、カンボジア、インドネシアが挙げられています。
そう、ラオスがここに入っています。
タイやベトナムがスポットライトを浴びることはよくありますが、ラオスも入っていてなんだかうれしいです。
確かに、ラオスは「東南アジア最後の秘境」とも呼ばれ、神秘的な世界観を移すのには合っていると思います。
映画を実際に見てみて、
その自然や食事、服装、建物など、「あっ、ラオスっぽい」と感じるシーンが多くありました。
ただ、もともと東南アジアの国々同士(特に、ラオスとタイなど)は似た文化や自然を持っているので、明確に分類はできませんが、なんだかうれしく思いました。
調べてみると、この映画はけっこう「アジア」に徹底しているようで、
脚本はベトナム系アメリカ人、マレーシア系中国人の方がやられています。
そして、主人公ラーヤの声はベトナム系アメリカ人のケリー・マリー・トランが当てています。
さらに、ブーンという男の子役の声優はラオス系アメリカ人とのこと。
ラオスの映画館での上映は、タイ語音声になってしまっている作品も多いのですが、この作品は英語音声で観られたので非常に良かったです。
すでに発表されているあらすじを抜粋すると、
魔物によって5つの地に分断された世界で、主人公ラーヤが「信じる心」をテーマにそれらの国を廻り、魔物に立ち向かおうというストーリーです。
、、、なんかこう書くと、「東南アジアの国々で共同し巨大な某国に立ち向かおう」という裏テーマを感じてしまいますが、ディズニーですし、私の想像が暴走してしまっただけでしょう(笑)
それはさておき、ネタバレしないようにレビューを書くのは難しいのですが、
さすがディズニーだけあって映像がすごくきれいでした。
ラオスも含めた東南アジア感がでる風景や自然は圧巻です。
また、主人公のラーヤはきれいで、とても格好良い女性でした。
ちなみに、この主人公ラーヤは、ディズニーの13人目の新しいプリンセスとして公式で発表されています。
白雪姫(1937年)以降80年以上続くディズニー映画で、初めての東南アジアのプリンセスになりました。
、、そもそも歴代12人のディズニープリンセスって誰??と思い、調べました。
1.白雪姫(『白雪姫』)
2.シンデレラ(『シンデレラ』)
3.オーロラ姫(『眠れる森の美女』)
4.アリエル(『リトル・マーメイド』)
5.ベル(『美女と野獣』)
6.ジャスミン(『アラジン』)
8.ムーラン(『ムーラン』)
9.ティアナ(『プリンセスと魔法のキス』)
10.ラプンツェル(『塔の上のラプンツェル』)
11.メリダ(『メリダとおそろしの森』)
12.モアナ(『モアナと伝説の海』)
私の中で、1~6、そして10を加えて、は神7という感じですね。
しかし、アナ雪のエルサとアナは、ディズニー公式だとプリンセスじゃないんですね。
ちょっと意外。