【明日の朝6時から】首相令にて再びロックダウンの実施【5月5日まで】
コロナ感染拡大の懸念が現実的になってきた首都ビエンチャン。
首相府の対応は早く、なんと明日から2週間のロックダウンの開始が首相令で発令されました。
感染拡大の兆しから首相令発令まで早く、実施も明日からとかなりスピーディーです。
この首相令を知らずに会社に行ってしまうラオス人がいないか心配になってしまいます(笑)
今回の首相令の内容は、約1年前のロックダウンの時とほぼ同じですが、今回はラオス全土ではなく、首都ビエンチャンだけが対象です。
以下、私が理解でき重要そうなことで内容をまとめます。
・期間は、4月22日06:00から5月5日24:00まで。
・一般人は自宅や宿泊施設からの外出禁止。(生活必需品の買い出しや病院に行くのはOK)
・首都ビエンチャンから他県への移動の禁止、また他県から首都ビエンチャンへの移動も禁止。(ビエンチャン在住者が県外にいる場合は戻ってこれる)
・銀行や病院、クリニック、薬局、救急隊、インフラサービスは通常通り運営する。
・農産物市場、小売商店、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、レストランも営業OK。
・商品の運送は県を超えて問題なく行われる。
・国境を超えてくる物資の輸送貨物車は、コロナ保険加入と14日間の隔離期間中にモニタリング機器を着用することを条件に出入国が許可される。
・20人以上の人の集まりを禁止。(葬式は例外)
・ロックダウン中も優先者を中心にワクチン接種は行っていく。
・マスクや消毒液、飲料水、食料品の買い占めや値上げ禁止。
たった数人の問題行動で、非常に多くの人の日常生活が壊されてしまいましたね。。
ここ数日のラオス社会のコロナのニュースを見ていると、ロックダウンはやむを得ない判断かな、と思っています。
ここまでCOVID19対策委員会はよく対応してきたと思いますし、今回のロックダウンの決定もものすごく早かったです。
今回再びのロックダウンにつながったのも、違法入国者のせいで、これが通常の入国でコントロールできていれば隔離期間中に感染に対処できていたはずです。
正直、1年前はラオス政府のコロナ感染者数の人数発表も半信半疑でした。
というよりも、9割くらい信じていませんでした、申し訳ありません。
もっと感染者がいるのを公表していないとか、把握できていないとか思っていました。
ただ、この1年を見ると当局は本当によくやってくれていたんだなぁと思います。
今回のこのロックダウンの措置も奏功し、再び感染者0で安心して外出もできる日が戻りますように。