船での密入国者には罰金規定制定&コロナ対策の強化の様子
中部の都市サワンナケート県では、
最近続いている密入国者(対岸のタイから船で渡って来て違法に入国する人)からのコロナ感染発覚に対し、処罰の規定を設けました。
これによると、
・密入国者は、5,000,000キープ(約5万8千円)の罰金。
・1回650,000キープのコロナ検査費は自腹。
・仮にコロナに感染していた場合は、治療費&入院費は自腹。
・船を操縦して密入国を手伝った者も、コロナ感染に対し同様の処置を取る。
ということです。
罰金額は日本人からすると安い気がしますが、密入国して来るラオス人からしたらしんどくも払える現実的な金額の気がします。
治療費&入院費を自腹と定めていますが、心情的にはすごく同意します。
ただ、現実的に払えないケースが発生すると思っていまして、そのような場合は見殺しにするのでしょうか?それとも、一生かけて返済してもらうとかになるのでしょうか?
また不安なのが、
すでに入国してきている密入国者がこの規定を恐れて、たとえ症状があっても「発覚が怖いから、それならばコロナ検査は受けないでしれーっと生活しよう」と潜伏してしまうケースです。それで市中感染が起きてしまったら。。。
まぁこの規定が今後の密入国の抑止力になってくれれば良いですね。
なんとなく今後、このサワンナケートに倣って他の県でも同じような規定が発表される気がします。
この密入国の問題に関連して、ラオスの警察でもメコン川の監視を強化するようです。
どんどん取り締まりを頑張ってもらいたいです。
また、街中でも営業停止となっているにも関わらず依然として営業しているバーやビアレストランが当局の摘発を受けているそうです。
コロナ対策としてこの効果は分からないですが、個人的には街が静かになったくれてありがたいです(笑)