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【マスク不着用の個人にも罰則】サワンナケート県でコロナ対策違反者に厳罰規則。

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ラオス全土で感染拡大が懸念されている新型コロナウイルス

すでにほぼすべての県でロックダウンの実施に入り、感染予防を呼び掛けています。

さらにこの度サワンナケート県では、コロナ対策のルールを破る行動に対して明確に処罰を規定したようです。

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これを見ると、マスクをせずに外出した人にも罰則が規定されています。

罰金、、差し押さえ、、刑事処分、、と結構厳しい罰則ですね。

なんとかコロナ感染を政府の力でコントロールしていきたいという気持ちが伝わってきます。

 

大使館メールにすでに翻訳されたものがありましたので、そちらを引用します。

↓ ↓ ↓

サワンナケート県対策特別委員会通知
2021年4月27日

4月28日から5月9日まで以下の措置をとる。
1 20時から翌朝5時まで往来禁止。メコン川のボート運航禁止。
2 市場の営業時間は5時から18時30分まで。
3 小売店の営業時間は5時から18時30分まで。
4 工場の操業停止。ただし自社寮に住む従業員を使用する場合を除く。
5 18歳未満及び70歳以上の外出禁止。18歳未満の外出は保護者同伴に限る。
6 酒類の販売禁止。
7 店内飲食禁止。
8 伝統儀式、宗教行事、結婚式等の開催禁止。

罰則規定
1 外出時のマスク不着用
1回目 警告及び誓約書又は身分証明書の差押え
2回目 罰金5万キープ、車両の差押え
3回目 刑事処分

2 夜間外出
1回目 罰金20万キープ及び誓約書又は身分証明書の差押え
2回目 罰金50万キープ、車両の差押え
3回目 刑事処分

3 時間外営業
(1)小売店
1回目 警告、罰金50万キープ及び調書作成
2回目 商品差押え
3回目 刑事処分
(2)市場(市場内の店舗は上記(1)小売店の罰則に準ずる)
1回目 警告、罰金100万キープ、調書作成
2回目 罰金500-1000万キープ、調書作成
3回目 刑事処分

4 騒音・飲酒
1回目 警告、罰金10万キープ、調書作成
2回目 罰金50万キープ、機材・車両等の差押え
3回目 刑事処分

5 その他禁止行為
(1)個人
1回目 警告、罰金100万キープ、調書作成
2回目 刑事処分
(2)グループ
1回目 罰金200万キープ、調書作成
2回目 刑事処分

6 船の使用禁止
(1)時間外使用
1回目 罰金100万キープ、船の差押え
2回目 罰金200万キープ、船の差押え
3回目 罰金500万キープ、船の差押え
(2)禁止エリアへの進入
1回目 罰金100万キープ、調書作成、運送物資の差押え
2回目 罰金200万キープ、調書作成、船の差押え、刑事処分

↑ ↑ ↑

この内容を通知して、その翌日から実施ということですが、もうマスクを持っていない個人は外出できませんね。

ただ、そのスピード感と大胆さはラオスすごいな、と思います。

 

また、今回は「伝統儀式、宗教行事、結婚式等の開催禁止」の規定ができたので、本格的なロックダウンですね。

今までなんとなくバーシーは許されるみたいな雰囲気がありましたが、この規定でしっかりと警告されました。

 

この規定が他の県でも参考にされ、同じような規定ができていくのか注目です。

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